女子柔道選手15人、代表監督を告発 パワハラ行為訴え
柔道女子の園田隆二・日本代表監督(39)ら指導陣が強化合宿などで選手に暴力などのパワーハラスメント行為をしていたとして、女子トップ選手15人が昨年12月、日本オリンピック委員会(JOC)に告発文を提出していたことが29日、分かった。
全日本柔道連盟やJOCの関係者によると、昨夏のロンドン五輪後に園田監督の暴力を問題視する声が柔道界で上がっていた。しかし強化体制に変化がないことなどから、JOCに訴え出たと見られる。今年に入って全柔連とJOCが事務局長レベルで話し合いをもったという。JOC幹部は「柔道側に正しく対応して欲しい、と指導していた」と話す。
園田監督は2008年北京五輪で女子代表コーチを務め、同五輪後から監督に就任して昨夏のロンドン五輪に臨んだ。全柔連は昨年11月、同監督の続投を決めている。
2013-01-30 07:21
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