<資産家夫婦不明>埼玉で夫の遺体発見、女性遺体は妻か
スイス在住で日本に一時帰国していた資産家夫婦が昨年12月から行方不明になっている事件で、2人とみられる男女の遺体が埼玉県久喜市内で発見されていたことが警視庁捜査1課への取材で分かった。男性の遺体は金融業の霜見(しもみ)誠さん(51)と判明、女性の遺体も霜見さんの妻(48)とみられる。同課は2人が何者かに殺害された可能性が高いとみて、29日午後にも殺人と死体遺棄容疑で築地署に捜査本部を設置する。
◇殺人容疑で捜査
警視庁によると、2人の遺体は久喜市佐間の更地に埋められた状態で28日に発見された。穴の深さは約2メートルで、首には絞められた痕があり、司法解剖で死因を調べる。衣服は着用していたが、所持品などはなかった。男性の遺体は指紋から霜見さんと確認された。女性も歯型などが妻と一致しており、DNA型鑑定で確認する。
夫婦は昨年11月下旬に帰国。12月7日に東京都中央区銀座のマンションを出た後、連絡が取れなくなっていた。失踪直前、周囲に「知人からパーティーに誘われたので栃木県日光市に行く」と言い残していたという。
捜査関係者によると、遺体の近くには、夫婦を誘ったとみられる男の関係者が所有する車も放置されていた。夫婦はパーティーについて「新しいホテルのレセプション」と話していたが、パーティーが開かれた形跡はない。同課は、付き合いのある人物が架空の口実で2人を誘い出したとみている。
2013-01-29 14:20
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