主犯格の43歳男が自殺未遂=逃走先の沖縄で意識不明―資産家遺体事件・警視庁
行方不明になっていた金融会社役員で資産家の霜見誠さん(51)と、妻の美重さん(48)とみられる遺体が見つかった事件で、警視庁が死体遺棄容疑で逮捕状を取っていた霜見さんの知人で会社役員の男(43)が、沖縄県宮古島市内の病院に搬送されたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。薬剤を使い自殺を図ったとみられ、ほとんど意識はないという。
男は、霜見さん夫婦を架空のパーティーに誘い出し、連れ去ったとみられ、同庁築地署捜査本部は桑原隆明容疑者(41)=同容疑で逮捕=らに指示し事件を主導した疑いがあるとみている。
霜見さんが失踪前日、スイスの銀行から国内の銀行口座に700万円を移し、うち500万円を引き出していたことも判明。夫婦は日常の買い物などにはクレジットカードを使っており、多額の現金を引き出すことはほとんどなかったといい、捜査本部はこの現金を持ったまま連れ去られた可能性があるとみている。
宮古島市の消防によると、同市城辺比嘉で29日午後4時すぎ、「40代の男性が薬剤を使って意識が混濁している」と警察官から119番があり、男が病院に搬送された。
2013-01-30 14:50
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