堺市、体罰実態調査へ 市長会見、根絶に意欲
大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将だった男子生徒=当時(17)=が、
男性顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題を受け、
堺市の竹山修身市長は16日開かれた記者会見で、市立学校などで、
体罰の実態を調査する方針を明らかにした。
堺市に市立学校は高校、中学校、小学校があり、市立幼稚園も運営されている。
市教委が調査を予定しており、生徒指導課は「具体的手法を検討しており、
文部科学省の動向も見ながら行いたい」とし、今後調査範囲も含め検討する。
竹山市長は会見で、「事案が起こった場合、
学校から教育委員会にすぐに連絡するように指導しているが、
体罰を根絶するという観点から、きっちりと調査していきたい」と述べ、意欲をみせた。
市教委はすでに11日、男子生徒の自殺を受け、各校園に対し、
体罰根絶に向けた取り組みを改めて徹底するよう通知していた。
市教委のまとめによると、同市での体罰は、平成24年度1件(16日現在)
▽23年度4件(うち懲戒処分3件)▽22年度3件▽21年度3件-となっている。
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2013-01-17 10:44
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